じゃんけん大会 ひまちょパンダは3回戦で惜しくも敗退
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- 馬嘉伶(まちゃりん)
AKB48で注目を集める馬嘉伶の魅力に迫る
たどたどしい日本語と舌足らずな口調が呼び込むホンワカムード、甘めで愛らしいアジアンビューティーなルックスと、一目で惹かれる魅力に溢れている馬嘉伶。48thシングル『願いごとの持ち腐れ』カップリング『前触れ』にも選抜され、4月からは日本のテレビ番組を海外に発信する総合チャンネル「WAKUWAKU JAPAN」内の1コーナー「WAKUWAKU Flash」のナビゲーターを務めるなど、着実にその活躍の幅を広げつづけている。しかし、彼女がブレークを呼び込んだのはその愛らしさではなく、違った一面で、だ。
バラエティ番組「AKBINGO!」(日本テレビ系)、5月9日放送分にて加入1年半にして初の収録に参加した馬嘉伶。司会を務めるウーマンラッシュアワーの村本大輔から「初めて覚えた日本語は?」の問いかけに、ニコニコと「おったまげ~」(教えたのはHKT48田島芽瑠)という一言で応える。「どこで使うねん!」のツッコミにもたじろぐことなく、その後も話を振られる度に「おったまげ~」で返しつづけ、その場の空気を一気に馬嘉伶色に変えた。この面白日本語キャラがメンバー、ウーマンラッシュアワー、番組的にも大ハマり。この日を境に馬嘉伶への番組でのイジりが加速していく。毎度「最近覚えた日本語は?」と振られては、「どこで使うねん!」な日本語で的確に返すルーティン(お約束)を確立。ウーマンラッシュアワー・中川パラダイスが「トーク運びが絶妙。吉本新喜劇みたいな笑いがとれる」と称賛したほど。“結果が出なければ呼ばれない”と言われるほど、厳しい出演条件の「AKBINGO!」にて、今や欠かせぬ“次世代バラエティメンバー”となった。
彼女の謎日本語の元凶を生み出した一端はSHOROOM配信にある。
それまでは趣味であるお菓子作り配信でファンの心を掴んできた馬嘉伶。しかし、いつ頃からか、SHOROOMで「面白い日本語を教えてください!」と配信し、毎日のように彼女の小豆(読み方は“あずき”)=ファンからの「謎日本語」講座が始まるように。教科書では絶対に教えてくれないであろう日本語が飛び交っては、馬嘉伶は目をキラキラと輝かせながらインプットさせていく。つい最近では「あげぽよ」「さげぽよ」「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」をマスターしたという…。
ファンだけでなくメンバーからも「謎日本語」を教わる羽目に。「恩人」大家志津香からは「チョロいオタク」「はなくそ」などのツッコミどころしかない言葉を、チーム8吉川七瀬からは「やばたにえん」などギャル語を伝授されるなど、誰もがヘンテコな日本語を教えようとしている。愛されている証拠なの…か?
しかし、全てを学び昇華しようと「ふむふむ」と真面目に聞き入っては見事血肉にしていく。こうしたマジメな姿勢、そこから滲み出る愛らしさやバラエティ能力の高さから、一部メディアでは「第二のビビアン・スー」という、同郷のスターの名前を挙げて例えたことがある。こうして彼女にスポットライトが当たるのは嬉しいことだ。今までの彼女は決して報われてきたわけではない。
中学生の頃にAKB48と出会い憧れを抱いた馬嘉伶は、一昨年開催されたAKB48台湾オーディションに合格、昨年2月に留学生として来日。しかし、勇んで飛び込んだ異国の地でのアイドル人生は苦難の連続。学び途中の日本語はコミュニケーションレベルでも難しく、公演に出てもMCの輪に加われず一人どこか寂しく佇む場面が多く見られた。学びたてのパフォーマンスは、たどたどしくおぼつかない。その姿に、きっと「小豆」たちも大丈夫だろうか?と不安を覚えただろう。仕事と言えば劇場公演とSHOWROOMのみ。同期もおらず、不器用でシャイな性格だからか友だちも中々できなかったという。今年2月に来日1周年記念と題したSHOWROOM配信では一人、台湾にいる同期たちに想いを馳せながら大粒の涙をこぼしたことも。夢を追い求め、遠い地までやってきた少女に待ち受けていたのは、残酷な現実であった。
しかし、彼女は折れなかった。SHOWROOMは、ほぼ毎日配信を続け、配信時間も1時間越えと濃密。常にホッコリとした空気を漂わせ、観る人の癒しとなっている。パフォーマンスも日を増すごとに成長を遂げている。どんなに辛いことがあっても「涙がちょちょぎれました~」と笑いに変えて乗り切った。不得手だった日本語も見違え、今や小豆たちとにこやかに日本語を駆使してコミュニケーションを取っている。活動を並行しながら日本に馴染むことは並大抵ではない。でも馬嘉伶は着々と進み続けている。このひたむきな姿に指原莉乃も称賛の声を挙げたほどだ。
努力の源は、今も台湾で練習に励む同期の仲間たち。「彼女たちの希望になれるよう(日本で)頑張らなくちゃ」と語ったことがある。この想いを胸に秘め続けているからこそ、彼女は異国の地で輝こうと前を向き続けている。そしてその努力は今、実を結び始めてきた。
今秋9月1日より、いよいよTPE48が本格始動する。AKB48阿部マリアの移籍も決定しいま以上に台湾との距離は近くなる。きっと日本で輝きを増す馬嘉伶の活躍は、台湾の地で夢みる少女たちの希望となるはずだ。
https://news.dwango.jp/2017/09/03/147594/idol/
日本打拚最大收穫?AKB48馬嘉伶:我不再是膽小鬼
日本人氣女團「AKB48」20歲台籍成員馬嘉伶,日前帶著日籍成員阿部瑪利亞一起回到家鄉,宣傳官方姐妹團「TPE48」的徵選活動,盼有星夢的台灣女孩能夠加入她們的行列。馬嘉伶一路從「研究生」、「留學生」,到升格成正式成員還不到2年,以前那個害羞靦腆的台中鄰家女孩,如今多了一份成熟和自信的魅力。
難得回台有沒有想去的地方?馬嘉伶表示阿部瑪利亞想去九份,若有自由時間要帶她去走走,個性十分貼心。而問到在異地打拚這些日子以來,覺得自己有什麼變化?她說:「我覺得我不是膽小鬼了。」以前她什麼事都想很多,連當時AKB48台灣徵選時,都猶豫到截止前2天才決定交出報名表,不過現在十分慶幸當時有跨出那一步,否則就不會有現在耀眼的她。
而且到日本後,隊友、前輩們的鼓勵和支持也給她很多力量,她更學到「機會得來不易」,若不勇敢一點好好把握,可能就沒有下次,「把每一次都當成最後一次,好好表現。」直說來日本除學到表演技巧,最大的收穫是「學會珍惜」。
AKB48日籍成員阿部瑪麗亞(左)、台籍成員馬嘉伶(右)。(記者王文麟攝)